2001年03月31日

開発準備

仕様確認

開発にかかる前に仕様を固めなければなりません。 今回の仕様は私の欲しいランチャなので、以下の前項で紹介した条件を持ったものということになります。
1.連続起動ができる。
2.常駐しない。または終了が簡単。
3.余計な機能がついていない。
4.ファイルが小さい
5.シェアウェアではない。
6.設定が簡単

5は自分で自分のために作るので関係ないですが、 考えているうちにある程度一般でも使えそうなものになりそうになってきたので、 久しぶりにオンラインソフトとして公開することを考え始め次の条件を加えました。

7.レジストリを使わない
8.通常のランチャとしても使用可能
9.引数を渡してランチャを起動しないで連続起動させたい。
の3つです。

7はあまりにも酷いソフトが横行しているのでた自分で作るものは行儀のいいものをと思ったのと、 設定が少ないのでデータファイルに埋め込んでしまおうと思ったからです。 行儀の悪いランチャの中には何を勘違いしたのかデータまでレジストリに入れているのもありましたが、あんなみっともない真似はしたくはありません。
8は一応普通の使用にも耐えられるように、私自身もそういう使い方をする場合もあるので、終了しないオプションもつけるようにしました。
9はQuick Launchの補助という考えから生まれたので、ランチャを起動しなくても連続起動できるような仕組みも付けようと考えました。

仕様確認2

仕様は上で上げた通りなのですが、もうちょっと突っ込んだ仕様。というよりスタイル?のようなものを考えます。
2の常駐しない。または終了が簡単。よく”xxランチャを終了しますが、よろしいですか?”なんて聞いてくるのもありますが、鬱陶しいことこの上ありません。 ということでクローズボックスは装備して、終了の確認もしないということにしました。
3.余計な機能がついていない。

個人的にランチャについている機能で嫌なものTOP5

1.Windows終了
簡単なコードで実装できるので入れたくなるのも分かりますが、ランチャ自身の終了と並べられていたりするともう・・・ そんなに頻繁にWindows終了させるのでしょうか?だいたいスターとメニューってそんなに使い難いですかね?

2.ウィンドウ整列
いわゆる横に並べるとか縦に並べるとかをワンタッチでできる機能です。使う人には便利かもしれませんが、私は使わないのでかなり迷惑です。 しかも大体がやりやすい場所に付いていることが多いので、間違って押してしまうことも・・・

3.いつでも復帰。
何らかのアクションで消えているランチャが復帰する機能ですが、自分が意図しない場合でも出てくるときがあるのでかなり邪魔。 終了させればいいと思っても、そういうのに限って終了が面倒。

4.情報表示
OSとかCPUとかHDメモリの情報などです。これも簡単に装備できるし見た目にも工夫したような感じを出せるので、 装備したいのも分からないでもないですが、私から言わせれば表示領域を無駄に使っているだけです。
自分の使っているOSぐらい知っているし、CPUも知っている。もし知らないで使っている人ならそんなものに興味はないだろうし。 HDの空きも逐次確認している必要があるのかどうか・・・メモリが気になるようなら専用ツール使います。

5.時計
いらないです。そんなに時計いっぱい表示されても・・・それに時計として使って欲しいなら消えないでくれませんか(w?
ま、こんな感じです。
ものは言いようでこれらの機能を装備していると高機能と言われたりしますが、使わない人にとっては余計な機能がついているだけです。
というわけでランチャ機能だけに絞って作ることにしました。

6.設定が簡単
これが一番難しいところです。設定が多い=難しいとは限りません。設定が多くても、分かりやすい優れたソフトはたくさんあります。 しかし設定が多いとそれだけで毛嫌いする人がいることも確かです。作者は勿論全ての設定について把握できているので、 いくら設定を増やしても構わないのでしょうが初めて使う人がいきなりたくさんの設定を見て、素直に設定変更できるというような インターフェースを考えるのは結構難しいものです。

逆に設定が少なければ簡単になるのは必然。ただしカスタマイズ性に乏しくなるので、こちらである程度汎用的な設定を用意する必要があります。
私個人的にも設定の多いのは嫌いですしランチャにそんなに設定は必要ないだろうということで、今回は極力設定数を減らす方向で作ることにしました。

開発環境

開発にかかるのは良いのですが、何で開発するのか特に決めていませんでした。 個人で所有している開発環境はVS 6.0、オンラインソフトということならVB,VC++(MFC).VC++(SDK)の、3つから最適なものを選ぶことになります。

一番簡単なのはVBです。しかしCをメインで使っている私にとっては、細かいところがどうも使い難いという感じがありました。 加えて実行が遅い上にランタイムが必要というのがちょっと・・・ プラットフォームは違えど一応プロとしては"実行にはVBRXXX.DLLが必要です”なんてこっ恥ずかしいこと書けません。

そうするとMFCもDLLが必要になってしまいます。まあこちらは最近のWindowsは標準で用意しているので大丈夫だとは思うのですが、 どうも頻繁にバージョンアップがされてなんか怪しいと思うことがしばしば・・・
結局ランチャなんて単純なプログラムを作るのでそんなに大袈裟なライブラリも必要ないということで、SDKで開発することにしました
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2001年03月30日

開発を始めたきっかけについて

Quick Launch

Windows98から搭載された機能?としてQuick Launchというものがあります。 タスクバーにショートカットなどを登録して1クリックで起動できるものです。 それまでWnidows95では私は高機能なシェアウェアのボタン型ランチャを使用していましたが、 正直使わない時は邪魔だと常々思っていたので迷う事無くこのQuick Launchに乗り換えました。

勿論そのランチャにも使わない時は表示しないように設定することもできましたが、 ちょっとした弾みで出てきてしまって邪魔だったので、結局しばらく使わないと思った時は終了させるという非常に変な使い方をしていました。 そんな私にとってQuick Launchはまさにぴったりのランチャでした。

Quick Launchの限界

そんなQuick Launchですが、ちょっと使い込んでくるとやはり不満はでてきました。
まず登録すればするほどタスクバーの場所を取ってしまうということです。
これは当たり前なのですが、増えてくると気になってしまいます。 Quick Launchの幅を決めてしまえば表示できない部分はスタートメニューのように表示してくれるのですが、 それではスタートメニューとたいして変わりません。

さらにスタートメニューと違い階層化ができないために、ずらーーっと並んでしまうことが困りました。
フォルダを作って分けてジャンル別に登録したりなどいろいろ工夫もしてみましたが、どうもスマートではありません。 さらに同時にいろいろなフォルダも登録したいのですが、タスクバーに場所を取りたくは無い。 かといって表示外のエリアに登録しても開くのに手間がかかって面倒です。ちょっとQuick Launchの限界を感じてきてしまいました。

ランチャ探し

Quick Launchは便利なのですが、ちょっと足りないところがある。 そんな時こそオンラインソフトでその足りないところを補填してしまおうとランチャを探し始めました。
私の希望する条件は

1.連続起動ができる。
2.常駐しない。または終了が簡単。
3.余計な機能がついていない。
4.ファイルが小さい
5.シェアウェアではない。
6.設定が簡単
といったところです。

1はQuick Launchの場所を節約するためです。

2はQuick Launchにそのランチャのショートカットを登録して使用するつもりだったので、 必要な時だけ起動して用が済んだら終了するのが理想でした。

3はあくまでQuick Launchの補助のランチャとして使うので、余計な機能は必要ありません。

4はランチャごときでダウンロードファイルのサイズが、1Mを超えていたりするものは却下です。 だいたいそういうものは余計な機能がごてごてついているので3の条件にも当てはまりませんが・・

5はそれほど重要ではないのですが、フリーで済めばそちらの方が良いのは当然。 ほとんどのシェアウェアは非常に多くの機能を持っているので、3の条件に当てはまらないというのもあります。

6は使い始めるまでにいろいろ設定をしなければならないものは、面倒なので嫌いです。
という感じでいろいろ探し始めました。

ランチャ探し2

Vectorなどでいろいろ探して、ダウンロードして試し始めました。
ランチャは物凄い数が登録されています。それだけ個人によって好みの分かれるものだということでしょう。 しかし私の条件に当てはまるものはなかなかありません。

特に1と2の条件両方を満たすものは見つかりません。 それと覚悟はしていたのですがレジストリの扱いがあまりにずさん、 というより放置しているソフトが多くて呆れてしまいました。

全てではありませんが、かなりの数のソフトが自分で書き込んだ情報をアンインストールしても残したままの状態でした。
それに関して何も触れていなかったり、一応触れてはいるものの自分で削除してくれとキーを書いてあるもの、 さらに残っていても影響は無いと開き直っているのもある始末。

確かに他のソフトなどには直接の影響は無いかもしれませんが、 レジストリにごみを残すことで無意味にレジストリファイルのサイズを大きくしているのは事実。データの大小に関わらずシステムには影響を与えています。
フリーソフトならまだ仕方がないですし、私自身もレジストリをいじることにそれほど抵抗はありせんからキーさえ分かっていれば探す手間も省けてそれでOKです。 ただシェアウェアや市販ソフトでそれをやるのがあるのはちょっと??何考えてるんでしょう…そんなソフトで金を取って恥ずかしくはないのでしょうか…

まあ、そんな恥ずかしいソフトも含めていろいろ試したのですが、結局私の条件に合うランチャが見つかりませんでした。 もっと探せばあったのかもしれませんが、膨大な数あるので試したりレジストリをいちいち掃除するのが面倒です。
というわけで「無いのなら作ってしまおう!」というプログラマにありがちな結論に至りました。これがES Launcherの開発のきっかけです。
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